日本デンマーク外交関係樹立150周年特別企画  「ニコライ・バーグマンさんと楽しむフラワーアートとデザインの旅8日間」


Nicolai Bergmann

昨年、親善大使就任後、さまざまな日本とデンマークの国交に関するイベントに参加し、両国の親善に勤めてきました。その中のひとつ、特別企画の今回のデンマークツアーは、私にとっても、今まで行ってきたデンマークツアーとは、ひと味もふた味も違うものになりました。

親善大使就任後、約1年の時間をかけて、ツアーのプランをしました。

デンマークの何処を案内しようか、何を見に行こうか、デンマークらしい場所って何処だろう…いろいろと悩みました。

でも、大事なことは、私らしいツアーにする事。「ニコライ・バーグマンのデンマークツアー」のタイトル通り、参加される皆様に、ニコライ・バーグマンにしかできないデンマークに行って、見て、楽しんでいただくことを大切に考えました。それから、何年経っても、心に残る楽しい思い出となる様に私流のサプライズも加えて。

だから、ツアーガイドは私! ツアー中は、現地での説明の通訳も私が担当し、皆様に私の言葉で伝える事にしました。これは、とてもユニークな経験でしたが、お陰で、私自身、知らなかったことや新しい出会いや発見が数多くありました。

参加者の方々と楽しい時間を過ごし、盛りだくさんのツアーにできました事は、とても嬉しく思っています。この様な機会をいただいた事に感謝いたします。

今後も、デンマークのアートやカルチャー、食文化を紹介する自分自身のライフワークであるDAC (Danish Art & Culture)を通して、日本とデンマークの親睦を図る活動をしていきたいと思います。


<1日目>
東京からデンマーク・コペンハーゲンへ。
スカンジナビア航空の直行便で約11時間30分の空の旅。
待ちに待った「フラワーアートとデザインの旅」が始まりました。

Y 様

長時間のフライトと時差で疲れてホテルに到着したところ、ホテルのロビーでニコライさんが笑顔でお出迎えして下さり、温かいサプライズに一気に疲れも飛んでいきました。さらに、お部屋に入ると、宛名とニコライさんのサイン入りのメッセージが添えられたウェルカムフラワーボックスのサプライズも。大感激でした。

S 様
ホテルでのサプライズ後、ニコライさんがお薦めのニューハウンの運河近く、デンマークストリートへ行ってみました。このフードコートは、最近、コペンハーゲンでは注目のスポットのひとつとの事で、どの店もとっても個性的でおしゃれ!ローカルフードにニューカルチャー、アーキテクチャーに現代アートをたっぷりと堪能でき、長旅の疲れも時差も吹っ飛んでしまいました。また、訪れたいスポットです。


<2日目>
ルイジアナ近代美術館ーー>国立美術館ーー>Welcome Dinner at Höst

どんよりした雲に覆われ、天気予報では、午後は雨になるとか。デンマークらしいお天気に恵まれ、先ずは、ルイジアナ近代美術館へと出発。
この日は、ニコライ・バーグマンと親交も深く、ライフワークである「DAC」でお馴染みのキュレーターのトーマス・アンダーセンが同行し、彼のガイドでデンマークのモダンアート鑑賞を堪能しました。

 

ルイジアナ近代美術館・国立美術館
今までに見たことが無い様な奇抜なアート作品の数々に、ツアー参加の皆様は、驚きや発見、新しい事の体験など、楽しまれていました。

T 様
初めて訪れたルイジアナ美術館とコペンハーゲン国立美術館では、想像を超えるアート作品の数々に圧倒されましたが、トーマスさんのガイドと分かりやすい説明のお陰で、デンマークの芸術に浸る事ができた1日となりました。
ニコライさんの独自のデザインやカラーグラデーション、独創的なアイディアは、この様な空間やアートからインスパイアされ生み出されるのかと思うと、同じ空間を共有できたこと、うれしく思いました。

M 様
ルイジアナ美術館はその建物とコレクションもさる事ながら、広い庭園と海の眺めが素晴らしく、また、国立美術館は、都会の真ん中にもかかわらず、歴史を感じさせる作品やそのコレクションの充実さに、深く感動しました。


Welcome Dinner at Höst
ウエルカムディナーは、デンマークキュイジーヌでお薦めの「Höst」。
ろうそくが灯り、カジュアルでホッとする雰囲気の心地よさに、大雨に打たれ冷えた身体も温まりました。見た目にもアートなお料理に舌鼓を打ちながら会話も盛り上がり、皆様、ヒュッゲなひとときを過ごされました。


<3日目>
FYNN島ツアー
バラ鉢物業者ーー>Falsred Kro (ランチ)ーー>Summerbird Organic チョコレート工場見学ーー>アンデルセン博物館

今日は、18kmの橋を渡り、コペンハーゲンからバスで2時間のフュン島へ。
まずは、バラ等の鉢物を生産している「ROSE DANICA A/S」の工場へ向かいました。

ROSE DANICA A/S
鉱物の知識が深く、取引も行っているニコライ・バーグマンの父親も加わり、社長のトーベン氏の案内で5万坪の敷地内にある温室へ。

Y 様
世界一の生産者を誇るだけあって、広大な敷地内の温室で栽培される鉢物のバラは、遠く日本へも輸出されているとか。しかも、土運び、水やり、光・温度などの成長調節、防虫対策、梱包、出荷などなど、ほとんど全ての工程をオートメーション化し、リユースの取組もされていると聞き、驚きの連続です。1本のバラに対しての行き届いた管理や厳しい品質審査など、熱い思いと愛情を感じました。

M 様
ROSE DANICAでの機械化された栽培方法は圧巻でした。バラは日本にも輸出しているとのこと。知らないうちに、私のところにも来ているのかしらと思うと、楽しくなります。
また、オーナーの奥様が、お手製の黒砂糖を使った美味しいケーキで迎えてくださいました。通り一遍の観光では得られない温かさを感じ、これが「ヒュッゲ」かなと嬉しくなりました。

Summerbird Organic チョコレート工場見学

Y 様
オーガニックチョコレートで人気のSummerbirdの工場見学です。印象的だったのは、緑の中にある真っ白な建物。その壁には社名の黒いロゴ。デザイン大国デンマークでは、工場と言えども、こんなにおしゃれです。その企業の目指す姿が、このように労働環境のデザインにも表れているのかもしれません。

J 様
Sumerbird工場では、防塵用の上着と帽子、靴カバーまで用意してくださり、製造エリアにも入りました。Been to barの説明、厳然された素材やオーガニックである事の厳しい基準についての貴重なお話、例えば、材料のミルクは牛が牧草を食べている春から初夏の時期のものしか使用しない、頑固なまでの拘りに驚きでした。そんな見学後に頂いたチョコレートとシャンパンの美味しい事!ますますファンになりました。

 

 


<4日目>
フラワーマーケット見学ーー>フラワーレッスンーー>チボリ公園散策ーー>ディナー「NIMB」

フラワーマーケット見学とフラワーレッスン
フラワーマーケットは、コペンハーゲンの市街、車で20分ほどの所に位置し、青果市場と隣接しています。一般の方は入場ができませんので、施設の見学や、その中で行われた2回のフラワーレッスン、そしてニコライ・バーグマンのブーケ制作のデモンストレーション、とてもユニークで貴重な機会となり、皆様に楽しんでいただけました。

M 様
フラワーマケットでもレッスンは、とても楽しいものでした。レッスンはブーケとアレンジの2作品を制作しました。ブーケは、パープルやレッド系のバジルやミントなど、野花を取り入れ、シックな色合いで。アレンジメントは、ダリアやアスター、実物や多肉植物を入れ、グリーン系のみずみずしい色合いのものです。作った作品は、ホテルの部屋に持ち帰り、窓辺に飾りました。旅行中、部屋に帰るたびに、楽しませてくれました。

Y 様
とても楽しみにしていたフラワーマーケットでのフラワーレッスン。
マーケットで、自分で花を選んで作りましょうと言われたら、絶対に無理(笑)ニコライさんにお花をセレクトしていただいて、教えていただいた通りに作れば、ほら!きれいなブーケとアレンジメントの完成です。素敵な作品をホテルの部屋に持ち帰れば、北欧の雰囲気が盛り上がり、幸せ感でいっぱいになりました。

N 様
フラワーマーケットでのレッスンで作った作品は、デンマークの自然が感じられ、色彩感覚に溢れるもので、今回の旅に彩りを添えてくれました。

TIVOLI公園
デンマークでは、TIVOLI公園は子供だけのものではありません。子供のときにここで楽しい時間を過ごし、大人になっても、家族で、仲間と一緒に訪れる大切な場所です。なにしろ、年間パスポートを持ってる人の多いこと。
そのTIVOLI公園の秘密や裏話を探聞きながらの散策です。
案内役は、庭園デザイナーのジョナサン氏。小さい頃から数え切れないほど来園しているニコライ・バーグマンも、知らなかった話をたくさん聞き、ますますTIVOLI公園が好きになったようです。

M 様
チボリ公園の3大原則。エンターテイメント(乗り物)は楽しい事、自然豊かである事、食事も楽しめる事。なんて合理的なんでしょう!建物や道を造るときに、木があれば、切らずに避けて道を造るそうです。広い園内ですが、この規模でたった5人の庭師で大切に管理されているとか。
庭園デザイナーの方が、たまに目をつむり匂いを感じてみるのもいいですよとお話し下さいました。
デンマークに来てから感じていたフワッとした優しさや暖かさ、安心感を感じる時があったのですが、チボリ公園に来てみて、その理由が少しわかったように思います。

Dinner at NIMB
この日の夕食は、TIVOLI公園内にあるレストラン「NIMB」。
サプライズで、ニコライ・バーグマンの両親も参加し、賑やかなディナーとなりました。

 



<5日目>
SHOPPING DAY
ニコライ・バーグマンならではの特典付きのショッピング、Tage Andersenのフラワーショップ、そして老舗紅茶専門店「A.C.Perch’s」でのアフタヌーンティーを満喫した1日でした。

TAGE ANDERSEN BOUTIQUE in COPENHAGEN
コペンハーゲンの中心コンゲンスニュートーのすぐ近くに、TAGE ANDERSENのブティックはあります。
TAGE ANDERSENが、自然界のものにインスピレーテョンを受け、お花とオリジナルの造形物で作り上げる彼独特の世界観を体感できます。

 

 A.C.Perchs
A.C.Perch’sのある建物は1754年に建てられ、デンマークでも最古と言われている歴史ある建物。
その2F、老舗の風格と優雅な雰囲気漂うティールームで、丁寧に淹れられた紅茶の香りを楽しみながら、3代目オーナーご夫婦のユーモアたっぷりのお話しを伺い、皆様、すっかり和んでいらっしゃいました。


<6日目>
OPTIOINAL TOUR to TAGE ANDERSEN MANNER HOUSE
このツアーのハイライト、スウェーデンのTAGE ANDERSENのマナーハウスへのワンデイトリップです。
18歳の時、クリスマスに両親から作品集をプレゼントされて以来、ニコライ・バーグマンが師と仰いでいるTAGE ANDERSEN。ツアーに参加された誰よりもこの日を待っていたのは、ニコライ・バーグマン本人かもしれません。

N 様
今回の訪問では、ご本人にお会いできただけでなく、荘園の中をご案内いただき、夢の様な時間でした。ハウス内では、流れる音楽、歴史を感じさせる家具やピアノ、フラワーアレンジメントの数々、散りゆく花びらなど、すべてがマッチしていて、心地よい落ち着く空間でした。私自身のこれからの暮らしのあり方を考えさせられるほど、感銘を受けました。

S 様
TAGE ANDERSENのマナーハウス訪問は、あまりの美しさにため息の連続で、夢の様な世界感でした。ご本人にお出迎えいただき、お二人のやり取りをニコライさんが通訳してくださるなんて、本当に贅沢すぎる時間で、一生忘れられない思い出になりました。

M 様
帰国する前日にスエーデンにあるターゲ・アンダーセンさんのマナーハウスへ。
そこは広い敷地の中に人と動物と植物、そして芸術が融合された穏やかで美しいところでした。
ターゲさんは写真を撮らせて頂くのに気軽に応じてくださいましたが、こちらに向いて下さった途端に周りのものまで巻き込む様な力強さがありました。またとても優しい眼差しの方で忘れられません。
またいつかターゲさんのところにお伺いしたいです。